第27回 トークサロンが開催されました
先週の土曜日に、赤羽根義郎さんによる『第27回 えんじゅトークサロン』が開催された。テーマは、「秋深し、ジャズの話をしませんか」である。今回はこれまでのトークサロンと趣が少し異なって、茅葺の古民家にジャズが大音響で鳴り響いた。
私が、前方でパソコンを操作していたら、どこからか歌声が聞こえる。赤羽根さんが、曲に合わせて小さな声で歌っていたのだ。参加者も、身体を揺らしたり足でリズムをとったりしている。ジャズの力は本当にすごい!古民家の空間全体を音楽世界に変えてしまった。
今回のトークサロンでは、呼びかけをした訳でものないのに、何人かが、自分が最も好きなレコードを持参して参加した。こんな事は初めてである。やはりジャズの魅力は格別である。
今月(11月)のトークサロンのご案内
赤羽根義朗さんは、大阪外語大学時代から、ジャズの魅力にとりつかれ、学業そっちのけ?(笑)でジャズ喫茶に通い、コンサートに足を運び、CDなどまだ無かったこの時代、レコードをこつこつと収集してきました。
みなさまのお越しをお待ちしています。 (木崎)
第26回トークサロンが開催されました
昨日、『第26回 えんじゅトークサロン』が開催された。今回は介護福祉士・理学療法士の岡田慎一郎先生による「古武術に学ぶ体の使い方」がテーマだった。今回のトークサロンは、今までのトークサロンとは雰囲気が異なったもので、参加者が、実際に講師の指導に従って自分の身体を動かす体験型のトークサロンだった。
岡田先生は、介護の仕事で身体介助法を研究している中で、武術研究家の甲野善紀氏と出会って、古武術の身体の使い方を取り入れた「古武術介護」を提案して、大きな反響を呼んだ。今回のトークサロンでは、その身体の使い方を、実際に、私たちの日常に応用するにはどうしたら良いのかを理論と実践の両方から教えていただいた。
岡田先生の教えに従って、参加者全員がその通り実践してみて、大いに納得した。若い女性二人が、軽々と先生を持ち上げるたり、大きな男性を岡田先生が抱き起こした時には、会場から驚きの歓声が上がった。まさに「正しい身体に使い方」の実例である。
今回のトークサロンを聞いて、いかに長い歴史の知恵が詰まった日本の武術の考え方が優れているものであるかに気付かされた。これまでの長い間、洋式の生活環境の中で洋式の動きが多かったが、これを機会に岡田先生が提唱している身体の動きをしてみようかと思った。
ぜひ、トークサロンに参加を!
第26回 えんじゅトークサロンのご案内
『えんじゅトークサロン』の23年度 後期日程をお知らせします
「第25回トークサロン」が開催されました
第25回の『えんじゅトークサロン』は、つくば国際大学の岸本亨教授から「昆虫はお好き?〜昆虫に学び、昆虫を楽しむ〜」と題して、話をいただいた。
まずは、生物としての昆虫の位置づけやその特徴の説明から始まり、人類との関わりなどの文化史的な側面、そして現在話題になっている「昆虫食」の話などである。「昆虫食」では、実際に何種類もの昆虫加工食品が参加者に振る舞われた。
先生によると、人類が昆虫を食料としていたのは先史時代からであり、現在でも、日本を含む多く国で食べられており、食品添加物として日常的に口に入れているとのことである。栄養価も他の肉類よりも優れている。そして環境負荷も少ない。そして将来予想される世界的な食糧難の備え・・・などなど。
岸本先生の話を聞いているうちに、だんだんと昆虫を食べるということが、そう特別なことだとは思えなくなってきたから不思議である(私は好んでまでには至らないが)。質問も多数出て、いつものように会場は大いに盛り上がり、先生が会場に回した昆虫加工食品の皿もほとんど空になっていた。
9/23のトークサロンのご案内
今月9月23日(第4土曜日)の『えんじゅトークサロン』は、つくば国際大学教授の岸本亨先生による「虫」の話です。岸本先生は、約3年前から、八郷盆地のあちこちを歩いて昆虫を始め様々な自然を調査されています。その成果を毎回美しい写真と共にフェイスブックの”Yasato Nature`s Notebook”で発表しています。
ぜひ、多くの方の参加を希望します。
参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)