第33回 トークサロンのご案内です

石岡市は歴史豊かなところです。多くの遺跡や伝説が残されています。今月9月の『第33回 えんじゅトークサロン』は、「石岡の昔話とその舞台を訪ねて」をテーマに、元茨城県歴史博物館 学芸課課長の飯塚 信久さんからお話を伺います。
飯塚信久さんは民俗学の専門家です。多くの話題の中から、今回は、今年の干支にまつわる石岡の昔話を取り上げて、一つ目は「柏原池と龍神姫」、二つ目は「龍神山の鬼」について紹介していただきます。併せて、それぞれの舞台となる土地の紹介や風習、出来事についても詳しく話していただきます。
 また、石岡に住んでいる人でもほとんどの人が知らない昔話をスクリーンに映像を映し出して、紙芝居風にして話していただけるそうです。
今回のトークサロンは、子供から大人までが楽しめる回になりそうです。誰もが知っている身近な場所の昔話であるだけに、なおさら興味があります。
多くの方の参加をお待ちしています。
 日時: 2024年 9月28日(第4土曜日) 14:00 〜
 講師: 飯塚 信久
 テーマ:「石岡の昔話とその舞台を訪ねて」
 参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)
◉ 参加を希望される方は、早目に下記のところまでお申込みください。
申込問合先:Tel. 090-4425- 4679(木崎)、080-9295-4893(野村)
メール: bookcafe.enju@gmail.com またはこのHPの連絡ページから

 

9月から再開します

「えんじゅ」の長い夏休みも終わります。来月9月から再開します。まずは6日(金)の絵画教室から、カフェは7日の土曜日からスタートします。いよいよ、コーヒーの美味しい季節が、まもなくやって来ます。
皆様の来店をお待ちしています。

第32回トークサロンが開催されました

 昨日(22日)と一昨日(21日)は、『第32回えんじゅトークサロン』が開催されました。今回は変則的で、毎週金曜日に開かれている「えんじゅ絵画教室」の生徒作品とえんじゅと関係深い「折原みと」さんの原画が二日間に渡って多数展示されました。
 初日は雨でしたが、多数の方々がひっきりなしに訪れて、古民家と新しく出来たアトリエでゆっくりと絵を鑑賞したり、珈琲を飲みながら作品談義に花を咲かせたりと思い思いの時間を過ごしていました。
「えんじゅ絵画教室」は、2年半ほど前に開始したのですから、それから絵を学び始めた人がほとんどです。それにしては、皆さん随分と上達したものです。やはり「継続は力」ですね。(私は途中で落ちこぼれましたー笑ー)
 「折原みと」さんの原画は、K先生が物置を見事にリノベーションしたAtelier Petit Ciel(アトリエ小さな空)に展示されました。折原みとさんの作品をじっと見ていると、どこかで会ったことがある女の子のような気がしてくるから不思議です。会場には、女性がたくさん訪れて懐かしそうに眺め入っていました。きっと、夢中になって読んでいた少女時代を思い出していたのかもしれません。
 『えんじゅ絵画教室』の生徒の皆さん、折原みとさん、ありがとうございました。

第32回 えんじゅトークサロン開催のお知らせ

今月の『第32回えんじゅトークサロン』は、『えんじゅ絵画教室作品展&折原みと原画展』です。毎週金曜日におこなっている「えんじゅ絵画教室」の生徒さんたちによるグループ展と併せて漫画家 折原みとさんの原画を展示します。
 今回は通常とは異なり二日間の開催です。時間内の都合の良いときにいらして、お茶でも飲みながらゆっくりとご覧ください。

予約は不要です。参加費なし。

日時 : 6月21日(金)、6月22日(土)
     10:00 〜 15:00
参加費 : 無料
予約 : 必要なし

 

第31回 トークサロンが開催されました

『第31回 えんじゅトークサロン』が昨日開かれた。今回は変則的に第3土曜日の開催であり、テーマがやや固く(笑)、難しそうであるのにもかかわらず、多くの方に参加いただいた。相変わらず、皆さんの「知的な好奇心」は旺盛であるのがよくわかった。

 今回は、つくば国際大学の澤田和彦教授から脳のシワに焦点をあてて話していただいた。題目は「脳のシワから何を知ることができるか?」である。まず、人間の脳の大きさやシワの数を他の哺乳類動物と比較することから始まり、脳の大きさやシワの数はある程度は体の大きさに関係しているが、大脳皮質の発達は「社会性」と関係しているという。そして、人間では、脳のシワは生まれる前に出来上がるが、その形は生まれてからの環境や経験の影響を受けるという。ここで「エピジェネティクス」という言葉を教えていただいた。やはり、人間は生まれてからの生活、環境や経験、そして社会性がいかに大切かを改めて教えていただいた。ここれは本当に重要なことである。

 更に、妊娠中の母親が置かれた環境の違いによって男性ホルモン(テストステロン)の影響に差があり、男性と女性の脳の形に違いが生ずるという。これは右手の薬指と人差し指の長さで判るという。ここで参加者は一斉に自分の手をかかげて眺めていた。

 つぎに、大脳皮質の領域ごとの機能についての説明である。人間だけ右利きが多く、大脳皮質の左側が発達しているのは言語の使用に関係があるのではないかという。また、大脳皮質の形の左右差が失われると自閉症や統合失調症、発達障害などの様々な精神疾患を生ずるという。その例としていわゆる「天才」と言われる人を例にあげて説明した。しかし、彼らは脳の一部の機能のみが極度に発達しただけだという。ここでは「精神疾患」とは何なのかを考えさせられた。

 澤田先生の講話を聞いていて、改めて人間の脳の面白さや不思議さ、そして偉大さを知った。これは、僕だけではなく参加した全員が感じたようで、多くの質問や意見が出された。

 今回は、阿部さんに設置していただいたスピーカシステムのおかげで、先生の話も実に聞き取りやすかった。阿部さんにも感謝したい。
 個人的には、最近、物忘れがひどい! 先生に、「海馬を鍛える方法」を聞くのを忘れたのが気がかりである(笑)。

 澤田和彦先生、貴重な話を聞かせていただいて有難うございました。

トークサロンへのお誘い

 いよいよ来週の土曜日18日は、『第31回 えんじゅトークサロン』が、開催されます。今回は「脳」がテーマなので、一見、硬そうな話のように思えますが、実はとても興味深くて面白い「脳」の話です。ぜひ、参加してみませんか?
まだ、席があります。

 なお、今月は通常と異なり、第3土曜日の18日に開催されます。
多くの方の参加をお待ちしています。

= 茶道教室のお知らせ =

オガタマノキ
 月替わりのお道具で季節の移ろいを感じながら、お茶の楽しみを味わいます。
着物を着たい、抹茶を点てたい、きちんとお茶を喫みたい・・・など、
みな様の「 〜したい」を一緒に叶えましょう!
 回を重ねるごとに日々のくらしがより豊かになってゆくことと思います。
 みな様のご参加をお待ちしています。
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 日時: 毎月 第2金曜日 13時より
 場所: BookCafe えんじゅ
 席主: 裏千家准教授 宍戸由美
 月謝: 2000円/人
   ※ 初回5月10日は体験料として1000円です。

第31回トークサロンのご案内

『第31回えんじゅトークサロン』のご案内です。今回は、つくば国際大学教授の澤田 和彦先生から「脳」の話をうかがいます。澤田先生は、理化学研究所 BRRC実験動物開発室 客員主管研究員もされている脳科学の専門家です。
 脳は、私(たち)にとって最も複雑で謎に満ちた器官のように思えます。この脳について、第一線で研究されている澤田先生から、わかりやすくしかも面白く話していただきます。先日、打合せをした時も、すっかり興味深い脳の世界に魅了されてしまいました。

 澤田先生によると、人間をはじめとした多くの哺乳動物の脳には複雑な“シワ”が刻まれているそうです。今回のトークサロンでは、この脳のシワから私たちが何を知ることができるかについて話していただきます。 脳のシワは“脳溝”と呼ばれ、鯨や鯱のような身体が大きい動物種ほど多くつくられます。対して同じ動物種内、たとえば人間個々人の間で比べると、脳溝はその人がもつ性質や能力によって刻まれ方が異なっています。これは様々な経験を積むことによって脳の隠れた力が目覚め、脳溝の形を変化させるからです。

 私は歳をとると、脳のシワが次第に無くなりツルツルになると思っていましたが、先生によるとそんな事は無いそうなので少し安心しました。では天才の脳とは? 男女の脳に違いがあるのか否か? 認知症とは? 脳の障害とは? などなど興味はつきません。この機会に先生に教えてもらおうと思っています。こんな機会は滅多にありません。多くの方の参加をお持ちしています。

 日時: 2024年 5月18日(第3土曜日) 14:00 〜
       注)今回は第3土曜日の開催となります。
 講師: 澤田 和彦
 テーマ:「脳のシワから何を知ることができるか?」
 参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)

◉ 参加を希望される方は、早目に下記のところまで連絡してください。
申込問合先:Tel. 080-9295-4893(野村), 090-4425- 4679(木崎)
メール: bookcafe.enju@gmail.com または、このホームページの連絡先ページから

えんじゅ

第30回えんじゅトークサロンが開催されました

昨日、今年度最初の「第30回えんじゅトークサロン」が開催された。当初、いたるところでイベントが開かれている時期なので、どれほどの人が来てくれるか不安であったが、いざ当日を迎えてみると、いつものように多くの方に参加していただいた。

今回の講師は、4年前に地元で『八郷留学』を立ち上げた原部直輝さんである。「暮らしも遊びも物語も作るのは全部 君だ」をテーマにして『八郷留学』について話していただいた。
講演は、まず『八郷留学』が活動している八郷地域の紹介から始まり、その具体的な活動内容、運営体制、そしてこれまでの展開の軌跡などの説明があった。始まった3年前では参加者が50人強だったのが、昨年度は200名を超えるまでに発展したという。参加者の地域も、年々次第に近隣から遠方の都市部へ広がっている。これまでに多くの人から受け入れられたのは、子供たちが八郷の自然や暮らしの中で過すうちに、様々な「面白いもの」「夢中になれる」ものを自ら発見して体験することよって、人が成長するのに最も大切な「自己肯定感」を実感することを目指したからだろう。母親の声でも「自分に自信を得たようだ」とか「乗り越える力を得たようだ」とか「五感が活発になった」とかがあった。

また、こうした『八郷留学』の活動が、原部さんと同世代の若者や地域住民などの多くの協力者に支えられていることも知った。「八郷全体が子供たちの自然教育や体験の場となって欲しい」という原部さんたちの夢が、実現に向けて確実に歩み始めているのを感じた。もちろん、私もこのような方向には全面的に賛成である。

今回のトークサロンでは、地域の抱える空き家問題から農業政策、教育などについて、これまでになく参加者から多くの質問や感想の声があった。参加者同士で意見を述べ合う場面も見られた。参加者全員が、一つになって教育や地域のことを考える機会になった。講演内容について、講演者と参加者や参加者同士が活発に意見を交換するのもトークサロンの醍醐味でもあるので、この点でも今回の講演は実り大きいものだった。

原部直輝さん、ありがとうございました。

 

 

== 5月の茶会のご案内 ==

 新緑の頃、季節の和菓子と薄茶を一服差し上げます
端午の節句の趣向で皆様をお迎えします。
イス席ですのでどうぞお気軽におでかけ下さい
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
とき: 5月4日(土祝)
時間: 10時〜15時
ところ: Bookcafe えんじゅ
会費: 800円
    小中高校生300円
※ 事前予約は不要です