3月度の『トークサロン』で瀬川さんが話されました

 冬休みやコロナ禍で、久々に『えんじゅトークサロン』が開催されました。今回は、篆刻家の瀬川敦子さんによる「漢字と印(篆刻)の話」でした。

 話された世界は広大で奥が深い!
 三千年以前の古代中国で誕生した漢字の話から、それを刻んだ印章(篆刻)が芸術作品までに昇華する歴史過程を、豊富な写真を駆使して、詳しく、しかも分かり易く解説して頂いた。さらに、参加者がより実感できるようにと、自分で制作された多くの篆刻作品や制作の道具、参考辞典類までを会場に展示して頂いた。講演は2時間もの長時間だったが、様々なエピソードも混じえて話され、聞いている人の集中を途切れさせることは無かった。

 参加者は、今回のトークサロンを聞いて、改めて漢字や印の世界の奥深さを認識して、自分が「漢字文化圏」に生まれ育ったことを幸福に感じたのに違いない。

 瀬川敦子さん、有難うございました。

22年度前期の『トークサロン』をお知らせします

お待たせしました。
この度、2022年度前期『えんじゅトークサロン』の日程、講演テーマおよび講師が、添付の通り決定しましたのでお知らせします。今回も、多彩な講師を迎えて魅力的なテーマを用意しました。きっと、楽しく、充実した時間を過ごしていただけることと思います。
 多くの方の参加をお待ちしています。
今年度から、真夏の7月と8月は休会にさせて頂きます。

参加のお申し込みは、このHPの「連絡先」からでも可能です。

「トークサロン」からのお願い

 3月度の『えんじゅトークサロン』が一週間後にせまりました。まだ、若干、席に余裕がありますので、参加ご希望の方は急いでお申し込み下さい。

 なお、コロナの拡大も徐々に落ち着いてきたとは言え、まだまだ留意しなければなりません。既に申し込みされた方で、当日に発熱が有ったり体調が悪い方は、参加を遠慮していただきますようお願い致します。

3月度トークサロンのご案内

 今月3月26日(土曜日)の『えんじゅトークサロン』は、八郷在住の篆刻家 瀬川敦子さんから、「漢字と印の話」をテーマにして、漢字と篆刻(てんこく)の話を伺います。篆刻とは、石などに独特の書体の漢字で印章を彫ることです。その歴史は古代中国にまで遡り、当時は官位や身分を表しました。その後、時代とともに、漢字の書体と意味、石の色彩や形状などの総合的な芸術性が追求されてきました。現代でも、そのデザインはますます洗練されて、魅力ある作品が生まれています。

 今回のトークサロンでは、これまでに篆刻の豊富な制作経験を持つ瀬川敦子さんから、世界で唯一の象形文字である漢字の世界、そして、漢字を小さな石に刻して表現する篆刻の世界などを、様々なエピソードを混じえてお聞きします。また、美しい篆刻の作品もたくさん展示していただきます。普段、なかなか接する機会の少ない篆刻の世界を、この機会に、ぜひじっくりと味わって下さい。
 きっと、「漢字」の国に生まれて良かったと思われることでしょう(僕はそうでした)。

◉ 参加を希望される方は、早目に下記のところまで連絡してください。
  日時: 2022年 3月26日(第4土曜日) 14時~16時
  参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)
  申込・問合せ先: bookcafe.enju@gmail.com
     https://kominkaenju.xsrv.jp の連絡先ページ
      Tel. 080-9295-4893(野村)、090-4425-4679(木崎)

● このホームページの「連絡先」ページからでも、お申し込みいただけます。