トークサロンへのお誘い

 いよいよ来週の土曜日18日は、『第31回 えんじゅトークサロン』が、開催されます。今回は「脳」がテーマなので、一見、硬そうな話のように思えますが、実はとても興味深くて面白い「脳」の話です。ぜひ、参加してみませんか?
まだ、席があります。

 なお、今月は通常と異なり、第3土曜日の18日に開催されます。
多くの方の参加をお待ちしています。

= 茶道教室のお知らせ =

オガタマノキ
 月替わりのお道具で季節の移ろいを感じながら、お茶の楽しみを味わいます。
着物を着たい、抹茶を点てたい、きちんとお茶を喫みたい・・・など、
みな様の「 〜したい」を一緒に叶えましょう!
 回を重ねるごとに日々のくらしがより豊かになってゆくことと思います。
 みな様のご参加をお待ちしています。
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 日時: 毎月 第2金曜日 13時より
 場所: BookCafe えんじゅ
 席主: 裏千家准教授 宍戸由美
 月謝: 2000円/人
   ※ 初回5月10日は体験料として1000円です。

第31回トークサロンのご案内

『第31回えんじゅトークサロン』のご案内です。今回は、つくば国際大学教授の澤田 和彦先生から「脳」の話をうかがいます。澤田先生は、理化学研究所 BRRC実験動物開発室 客員主管研究員もされている脳科学の専門家です。
 脳は、私(たち)にとって最も複雑で謎に満ちた器官のように思えます。この脳について、第一線で研究されている澤田先生から、わかりやすくしかも面白く話していただきます。先日、打合せをした時も、すっかり興味深い脳の世界に魅了されてしまいました。

 澤田先生によると、人間をはじめとした多くの哺乳動物の脳には複雑な“シワ”が刻まれているそうです。今回のトークサロンでは、この脳のシワから私たちが何を知ることができるかについて話していただきます。 脳のシワは“脳溝”と呼ばれ、鯨や鯱のような身体が大きい動物種ほど多くつくられます。対して同じ動物種内、たとえば人間個々人の間で比べると、脳溝はその人がもつ性質や能力によって刻まれ方が異なっています。これは様々な経験を積むことによって脳の隠れた力が目覚め、脳溝の形を変化させるからです。

 私は歳をとると、脳のシワが次第に無くなりツルツルになると思っていましたが、先生によるとそんな事は無いそうなので少し安心しました。では天才の脳とは? 男女の脳に違いがあるのか否か? 認知症とは? 脳の障害とは? などなど興味はつきません。この機会に先生に教えてもらおうと思っています。こんな機会は滅多にありません。多くの方の参加をお持ちしています。

 日時: 2024年 5月18日(第3土曜日) 14:00 〜
       注)今回は第3土曜日の開催となります。
 講師: 澤田 和彦
 テーマ:「脳のシワから何を知ることができるか?」
 参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)

◉ 参加を希望される方は、早目に下記のところまで連絡してください。
申込問合先:Tel. 080-9295-4893(野村), 090-4425- 4679(木崎)
メール: bookcafe.enju@gmail.com または、このホームページの連絡先ページから

えんじゅ

第30回えんじゅトークサロンが開催されました

昨日、今年度最初の「第30回えんじゅトークサロン」が開催された。当初、いたるところでイベントが開かれている時期なので、どれほどの人が来てくれるか不安であったが、いざ当日を迎えてみると、いつものように多くの方に参加していただいた。

今回の講師は、4年前に地元で『八郷留学』を立ち上げた原部直輝さんである。「暮らしも遊びも物語も作るのは全部 君だ」をテーマにして『八郷留学』について話していただいた。
講演は、まず『八郷留学』が活動している八郷地域の紹介から始まり、その具体的な活動内容、運営体制、そしてこれまでの展開の軌跡などの説明があった。始まった3年前では参加者が50人強だったのが、昨年度は200名を超えるまでに発展したという。参加者の地域も、年々次第に近隣から遠方の都市部へ広がっている。これまでに多くの人から受け入れられたのは、子供たちが八郷の自然や暮らしの中で過すうちに、様々な「面白いもの」「夢中になれる」ものを自ら発見して体験することよって、人が成長するのに最も大切な「自己肯定感」を実感することを目指したからだろう。母親の声でも「自分に自信を得たようだ」とか「乗り越える力を得たようだ」とか「五感が活発になった」とかがあった。

また、こうした『八郷留学』の活動が、原部さんと同世代の若者や地域住民などの多くの協力者に支えられていることも知った。「八郷全体が子供たちの自然教育や体験の場となって欲しい」という原部さんたちの夢が、実現に向けて確実に歩み始めているのを感じた。もちろん、私もこのような方向には全面的に賛成である。

今回のトークサロンでは、地域の抱える空き家問題から農業政策、教育などについて、これまでになく参加者から多くの質問や感想の声があった。参加者同士で意見を述べ合う場面も見られた。参加者全員が、一つになって教育や地域のことを考える機会になった。講演内容について、講演者と参加者や参加者同士が活発に意見を交換するのもトークサロンの醍醐味でもあるので、この点でも今回の講演は実り大きいものだった。

原部直輝さん、ありがとうございました。

 

 

== 5月の茶会のご案内 ==

 新緑の頃、季節の和菓子と薄茶を一服差し上げます
端午の節句の趣向で皆様をお迎えします。
イス席ですのでどうぞお気軽におでかけ下さい
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
とき: 5月4日(土祝)
時間: 10時〜15時
ところ: Bookcafe えんじゅ
会費: 800円
    小中高校生300円
※ 事前予約は不要です

 

第30回 トークサロンのご案内

 第30回えんじゅトークサロン』のご案内です。今回は『八郷留学』代表の原部直輝さんから話をうかがいます。
 昨年の秋、NHKテレビで放映されのでご存知の方が多いかもしれませんが、『八郷留学』は、約3年前に地元の原部直輝さんが、Uターンして立ち上げた子供向けの宿泊型の自然体験教室です。しかし、それは単なる「自然体験」や「農業体験」ではありません。そういうものなら都市の周辺にはいくらでもありますが、『八郷留学』は、自然の中で遊んだり、様々な体験をすることを通して、子供や人間が本来持っている「生きる力」、すなわち「問題を発見して、考え、解決するという力」を自分の中に見出すことに主眼を置いたプログラムです。明確な目的と理念を持った教室なのです。むしろ本物の「体験教育」と言った方が相応しいかもしれません。
 現代の子供、特に都会化された所で育った子供は、親や学校などから与えられた課題をこなすだけで汲々としています。あるいはゲームに夢中になっています。今、子供たちに必要なのは、自然の中で得られる豊富な体験、仲間と一緒になって問題を解決した時の達成感、そして、自分の中に生まれる自信だと思われます。それには、適切な大人の指導者と場所が必須ですが、原部直輝さんは活動に賛同する仲間と自然豊かな八郷という地を得て見事に実現しました。教室は大きな反響を得て、今夏まで予約でいっぱいだといいます。
 第30回のトークサロンでは、この原部直輝さんから『八郷留学』の設立目的や理念、これまでの活動内容、これからの計画などをお聞きします。また、将来、この八郷地区をどのようなところにしたいかなどについても語っていただきます。
多くの方の参加をお持ちしています。
日時: 2024年 4月27日(第4土曜日) 14:00 〜
 講師: 原部 直輝
 テーマ:「暮らしも遊びも物語も、作るのは全部きみだ」
 参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)
◉ 参加を希望される方は、早目に下記のところまで連絡してください。
申込問合先:Tel. 080-9295-4893(野村), 090-4425- 4679(木崎)
メール: bookcafe.enju@gmail.com または、このホームページの連絡先ページから

2024年度前期の『トークサロン』案内

お待たせしました。2024年度前期の『えんじゅトークサロン』の内容をご案内します。今回も魅力あふれる講師とテーマを取り揃えました。
皆様の参加をお待ちしております。このHPの連絡先ページからもお申し込みができます。
なお、今回は、開催曜日などで若干の変則的な回があります。ご留意ください。

第29回 えんじゅトークサロンのご案内

 今月3月の『第29回 えんじゅトークサロン』は、元県立歴史館主席研究員の大関 武さんがお話しします。大関武さんは、筑波生まれの筑波育ち、筑波山研究のスペシャリストです。茨城県立歴史館時代には特別展『筑波山ー神と仏の御座(おわ)す山ー』で、その研究成果を発表されました。
 筑波山は、茨城県のシンボルであり、日本百名山の一つです。また、古代から今日まで霊峰として神仏が祀られ、人々に崇められてきました。
今回のトークサロンでは、大関武さんから、このような筑波山について、これまで人々からどのように信仰されてきたか、その歴史や広がりなどを話していただきます。一緒に筑波山の謎を解きあかしましょう。また、「えんじゅ」のある八郷や石岡地区と筑波山との関係についても触れられると思います。
 今回のトークサロンに参加することによって、日頃眺めている筑波山が、またいつもとは違って新鮮に見えることでしょう。多くの方の参加を希望します。
 日時: 2024年 3月23日(第4土曜日) 13:30~
 講師: 大関 武
 テーマ:「筑波山ー神と仏の御座(おわ)す山ー」
 参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)
◉ 参加を希望される方は、早目に下記のところまで連絡してください。
申込問合先:Tel. 080-9295-4893(野村), 090-4425- 4679(木崎)
メール: bookcafe.enju@gmail.com または、このホームページの連絡先ページから

第28回 トークサロンが開催されました

 先週の土曜日2月24日に、長い冬休み明け初の『第28回 えんじゅトークサロン』が開催された。今回の講師はえんじゅの近くに住んでいる檀はるかさんである。テーマは「なわばりに生きる」で、檀さんの日常の(驚くような)生活ぶりの紹介だった。
 檀さんは17年前に八郷青柳に越してきて、丘の上に1600坪の土地を得て、瀟洒な家を建て、その周りにクヌギ・コナラの雑木林を作り、約300坪の畑に約35種の野菜を育てている。中には自家採種の野菜もたくさんあって、毎年繰り返して育てている。多くの果樹も植えている。竹林もある。大きく育った雑木を切り倒してストーブ用の薪を作り、太い枝で椎茸を栽培している。そして、驚いたことに、罠猟の狩猟免許を取得して、畑に侵入して作物を荒らす小動物を檻で捕獲して、自分で絞めて、肉をさばき、食用としているのだ。そこには、生命(いのち)を頂くのだから、少しものムダを出してはならないという強い思いがある。
 趣味としては、農作業の合間に、以前は乗馬だったが、現在は「筋トレ」にハマっている。腹筋を割るのが目標だそうだ。さらに、音楽も楽しんでいる。家には特注のチェンバロがあって、バッハの曲などを弾いている。お嬢さんもリコーダー(ブロックフレーテ)の名手で、よく谷にバロックの曲が流れていた。現在、お嬢さんはもっぱら障害馬術、馬場馬術などの馬術競技を特訓中である。スライドの最後にも、お嬢さんによるリコーダーの音色をバックに、華麗な馬術の動画が流れた。
 参加者の中には、「自給自足の田舎暮らし」の話しかと思った方も多いかもしれない。しかし聞いているうちに、それが「歯をくいしばる」ような努力と忍耐の「自給自足」ではなく、檀さんが、自分の身体と知力でどこまで実現できるかを挑戦しているうちに、結果として「自給自足」に似てきたことに気がつくだろう。何にでも挑戦して、それが達成して実現することに大きな喜びが生まれるのだ。その姿に、僕もトークサロンに参加した人も、檀さんのカッコ良さを感じて、こうした生活への憧れを持つのだ。本当に豊かな暮らしとは何のかを考えさせられたトークサロンでした。
 檀はるかさん、素晴らしいお話と映像ありがとうございました。

弥生の茶会のご案内

 日々、春が近づいているこの頃です。
『えんじゅ』は更にバージョンアップします。
 これから定期的に「茶会」を開催することになりました。
日常的に「抹茶」を気軽に楽しんでいただくために、初めての方、経験豊富な方を問わず、多くの方の参加を希望します。
 まずは、『弥生の茶会』を下記の通り、開催します。
雛祭りの趣向で薄茶と和菓子をイス席にて召し上がっていただきます。予約は不要です。どうぞ気軽にふらっとお立ち寄り下さい。
 ・日時; 2024年3月2日(土)
      10時〜15時
 ・席主: 裏千家准教授 宍戸由美
 ・場所; ブックカフェえんじゅ
 ・参加費; 800円/人