第24回 トークサロンのご案内

八郷は、美しい里山の風景ばかりではなく、美味しい果物や新鮮で安全な野菜の産地というイメージがあります。確かに、八郷は日本でも有数の有機野菜の生産地であり、また、若い人たちが、続々と農業の担い手となっています。こうした八郷のイメージを確立し、新しい農業の在り方を、半世紀をかけて築いてきた代表者として、今月の「トークサロン」で講演をして頂く魚住道郎さんがいます。

 魚住道郎さんが理事長となっている「日本有機農業研究会」は、「生産者と消費者が提携」して、環境破壊を伴わないやり方で健康的で美味しい食物を生産するための農法(有機農業)を探求することを目的として、1971年に結成された日本最大の団体です。

 魚住道郎さんは、1974年に消費自給農場「たまごの会」の建設に参加し、1980年に独立して以来、今日までの約五十年間、二世代にわたって有機農業に取り組んできました。今回の「第24回 えんじゅトークサロン」では、その魚住さんにこれからの農業生産者と消費者の関係や農業者の在り方や農法などを豊富な経験を踏まえて語っていただきます。また、魚住さんは「援農から縁農へ」を提唱され、農作業に不慣れな消費者が、効率よく、楽しく作業するための様々なアイデアや農具類も考案されています。今回のトークサロンでは、それらも紹介していただけます。

 農業従事者はもちろん、農業や食べ物に関心がある方、家庭菜園を趣味としている方にも、大変参考になると思われます。ぜひ、ご参加ください。

 日時: 2023年 6月24日(第4土曜日) 1400~
 講師: 魚住 道郎
 テーマ:「有機農業で生きて、生かされ、生き抜く」
 参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)
◉ 参加を希望される方は、早目に下記のところまで連絡してください。
申込問合先:Tel. 080-9295-4893(野村), 090-4425- 4679(木崎)

メール: bookcafe.enju@gmail.com または、このホームページの連絡先ページから