第35回トークサロンが開催されました

 一昨日の土曜日に『第35回えんじゅトークサロン』が開催された。今回は打ち込み音楽家のマスダ米笑(あべあつし)さんにお願いして、「パソコンで音楽をつくる」をテーマに講演していただいた。
「パソコン」、「作曲」とかなりハードルが高い。果たして、どれだけの人が関心を持って集まってくれるかと不安だったが、結果は若者から高齢の方までたくさんの人に参加していただいた。それも、すでに自作の音楽を配信している人や、これから作りたいという人も参加しているのに驚いた。
 講演は、「パソコンで音楽を制作する楽しみ」についてから始まり、必要な機材、特にDAW(Digital Audio Workstation)の詳細な紹介があった。そして、マスダ米笑さんが制作した作品の動画を挟んで、後半はリズムやコード進行、ドラム、ベース、オブリガード、そしてボーカル録音、ミックスなどについて実演を混じて具体的な説明があり、更に出来上がった音楽の配信リリースにまで及んだ。
 マスダさんが作った曲を聴いているだけで、リズムに合わせて自然と身体が動き出すようだった。このような音楽を、誰でもチョッとした機材費用と勉強とで作れてしまうとは、本当に驚きである。マスダさんが、冒頭で、「現代は音楽の楽しみ方の一つに「つくる」が入った」と言っていた意味を実感した。
 今回の講演では、必ずしも全員が現代ポップス音楽やデジタル機能を理解できる人たちばかりでは無かったと思うが、マスダ米笑さんが楽しそうに話し、瞬く間に美しい軽快なリズムを生み出す「魔法」を見て、元気を貰ったようである。帰り際に、口々に楽しかったと言っていた。また、今回の講演を聴いて自分でも作りたくなった人もいたようだ。やはり音楽は楽しい!
 マスダ米笑さん、素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました。

改めて、23日の第35回トークサロンのご案内です

*** 改めて、23日のトークサロンのご案内です ***
 月初に、マスダ米笑さんによる「第35回トークサロン」を案内しましたが、少し趣向を変更しましたので、改めてお知らせ致します。
 当初はパソコンによる作曲方法をテーマにする予定でしたが、「もっと、トークサロンを楽しくして」という声があったので、音楽演奏を中心にして、更にその上で曲が出来上がるまでの過程を説明します。
 ジャズのスタンダードナンバーから、現代のPOP音楽、そしてマスダ米笑さんのオリジナル曲など、たくさんの音楽を聞いていただきます。マスダ米笑さん自身による生演奏もあるそうです。(もう、こうなったら、ちょっとしたコンサートですね!)
しかも、マスダ米笑さんによって、パソコンを使った作曲方法についての解説もあります。
 作曲者自身による演奏と作曲方法の解説なんて、こんな機会は滅多にありません。「えんじゅ」だから実現できたと言えるでしょう。音楽好きの方、作曲に関心がある方、ただ曲はどのように出来るのかを知りたい人など、是非、この機会にご参加ください。お持ちしております。
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お申し込み、お問い合わせは下記のところまでお願いします。
 日時: 2024年 11月23日(第4土曜日) 13:30 〜15:30
 講師: マスダ米笑(あべ あつし)
 テーマ:「パソコンで音楽をつくる
       ー 打ち込み制作の要領 ー」
 参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)
◉ 参加を希望される方は、早目に下記のところまでお申込みください。
申込問合先 :Tel. 080-9295-4893(野村)、
         090-4425- 4679(木崎)
メール:bookcafe.enju@gmail.com
HP :このホームページの連絡先ページからでも可能です
  ※  後期は、開始が午後1時30分からとなります。

 

クリスマス茶会のご案内です

 クリスマスの楽しい趣向で、皆さまをお迎えします。サンタさんから、ちょっとしたプレゼントがあるかも? です。
 イス席ですので、どうぞ、お気軽におでかけ下さい。
  とき : 12月7日(土) 10時〜15時
  ところ : えんじゅ
  会費 :  800円 (小中学生 300円)
  ※ 事前予約は不要ですので、好きな時間においで下さい。

「第35回えんじトークサロン」のご案内

 今月11月度の「第35回えんじゅトークサロン」は、ちょっと変わった角度から音楽に迫ります。作曲家のマスダ米笑(あべあつし)さんが、「パソコンで音楽をつくる」というテーマのもとに、打ち込みによる曲作りの過程を惜しげもなく披露します。
 パソコンがあれば自分が思い描く音楽を自由に制作できるそうです。音楽の楽しみ方は、「聴く」、「奏でる」などが一般的ですが、現代では、それに「つくる」が加わりました。
今回のトークサロンでは、マスダさんが、実際に会場に機材を持ち込み、参加者の目の前で曲作りの全ての過程を実演します。そして出来た曲を会場で流します。更に、つくった曲の発表の仕方などにも触れます。
 私は音楽が不案内なのですが、何だか、すごく面白そうで、とても楽しみです。自分で音楽を作ってみたい方、現代の作曲法を知りたい方は勿論、ただ単に音楽が好きな方、少しでお興味がある方は、ぜひ、今回のトークサロンにご参加ください。きっと、視野が広がる思いがするでしょう。
お待ちしております。
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お申し込み、お問い合わせは下記のところまでお願いします。
 日時: 2024年 11月23日(第4土曜日) 13:30 〜15:30
 講師: マスダ米笑(あべ あつし)
 テーマ:「パソコンで音楽をつくる
       ー 打ち込み制作の要領 ー」
 参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)
◉ 参加を希望される方は、早目に下記のところまでお申込みください。
申込問合先:Tel. 080-9295-4893(野村)、
         090-4425- 4679(木崎)
メール:bookcafe.enju@gmail.com
    または、このHPの連絡ページから
    ※  後期は、開始が午後1時30分からとなります。

第34回トークサロンが開催されました

 昨日、第34回えんじゅトークサロンが開催されました。今回の講師は、霊石山泰寧寺の大木道哉住職で、テーマは「坐禅を楽しむ!」である。坐禅というと地味で足が痛くなる苦行のイメージだから、当初は果たして参加者が集まるだろうかという懸念があったが、いざ、当日になると若い人から年配の方まで、多くの方に参加していただいた。
 今回のトークサロンは、三部構成になっており、まず大木住職の講義があり、曹洞宗と道元禅師、大本山である永平寺などについて、続いて「坐禅」と『正法眼蔵』、さらに現代の日本人の日常生活や気質に大きく影響を与えた禅宗の清規(しんぎ)と、その中の一つである「五観の偈」の説明があった。
 次は坐禅である。初めに住職から坐禅の仕方を丁寧に教えていただき、実際、参加者全員がその通りに坐禅を行った。座布に座って約25分間、明かりを落とした静かな山里の古民家の座敷で座った。皆さん真剣な表情である。あたりには凛とした雰囲気が張りつめていた。こんな事は、これまでのトークサロンで初めてである。
その後、質疑応答の時間が設けられ、自宅での坐禅やフルマインドネスとの違いなどについて参加者とやり取り行われた。
 坐禅を終えた後、参加者の何人かが「頭がスッキリした」とか「気分が清々しくなった」とか言っていた。実際に坐ってみて、改めて坐禅の良さ(楽しさ)に気づいたようである。終わってからも「今まで毎朝、フルマインドネスをやっていたが、これからは坐禅にする」というメールをいただいた。こういう声を聞くと主催者としてとても嬉しい。
 今回参加出来なかった方は、是非、毎月第1、3土曜日、泰寧寺で開催している座禅会に参加して欲しい。きっと坐禅の素晴らしさを体験できるでと思います。(泰寧寺さんの連絡先:0299-43-0682)
大木道哉住職、素晴らしい時間と体験をありがとうございました。

= 第34回 えんじゅトークサロンのご案内 =

今月から『えんじゅトークサロン』の後期日程が開始されます。今回の第34回トークサロンは「坐禅を楽しむ!」をテーマにして、霊石山泰寧寺の大木道哉住職から、実際に坐禅を指導していただき、その作法や歴史、および仏教の基本的な考え方をうかがいます。
泰寧寺は、八郷地区の根小屋にある曹洞宗の古刹で、山県大弐や片野城主・瀧川氏の墓があることで有名です。また、大木住職は、曹洞宗の総本山である永平寺で本格的な坐禅の修行をされてきた方です。
最近では、若い人でも生活の中に「瞑想」をとりれてい人が多いようです。誰でも様々なストレスや情報過多にさらされて、息苦しい社会になればなるほど、一人になって静かに自分と向き合う時間が欲しくなるのでしょう。幸い、日本には2500年前の釈迦以来、今日まで連綿として瞑想の本流である「坐禅」が伝わっています。
今回のトークサロンでは、この坐禅を、誰でも楽しく、気楽に体験できる機会を設けました。まず、大木住職から坐禅の仕方や心得を優しく教えていただき、実際に古民家の座敷で坐禅を行います。座るのが苦手な人には、イス坐禅も用意しました。
今回のトークサロンで坐禅の仕方を覚えれば 、いつでも何処でも座って、あわただしい日常生活の中に小さな「余裕」と「落ち着き」を取り戻せるようになるでしょう。
多くの方の参加を希望します。
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お申し込み、お問い合わせは下記のところまでお願いします。
 日時: 2024年 10月26日(第4土曜日) 13:30 〜15:30
 講師: 大木道哉
 テーマ:「坐禅を楽しむ!」
 参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)
◉ 参加を希望される方は、早目に下記のところまでお申込みください。
申込問合先:Tel. 080-9295-4893(野村)、
         090-4425- 4679(木崎)
メール:bookcafe.enju@gmail.com
HP:  このホームページの「連絡ページ」からでも申込できます。
 ※  後期は、開始が午後1時30分からとなります。

第33回 トークサロンが開催されました

長い夏休みが終わり、久しぶりに『第33回 えんじゅトークサロン』が開催された。今回は、元茨城県歴史博物館の飯塚信久さんによる「石岡の昔話とその舞台を訪ねて」をテーマとした講演だった。会場は、昔から地元に伝わる民話や伝承を聞こうという参加者で熱気に溢れていた。
 飯塚信久さんは、地元への理解と愛着を持ち、誇りを育てようと、学校教育の中に昔話を積極的に取り入れてきた方です。現在でも、民話の発掘収集を続けているそうです。今回のトークサロンでは、その中から今年の干支に因んで「龍神山」にまつわる昔話を披露していただいた。

 私も、石岡地区と八郷地区の境にある龍神山は、漠然と「特別な山」だと思っていましたが、今回、飯塚さんの話を聞いて納得しました。
 龍神山には、龍神を祀っている「染谷佐志能神社」と「村上佐志能神社」というかなり古い神社があり、古くから人々に崇められてきました。その龍神山から流れて出た水が、麓に「柏原池」を作り、さらにそこから流れた水が「山王川」となって田畑を潤し、石岡の町を流れて周辺の人々の生活を支えた。昔、雨乞いの為に村人が村上佐志能神社の井戸水を竹筒に汲んで持ち帰ったという風習からも、いかにこの山が人々に深く崇拝されていたかがわかります。ここから幾つもの昔話が誕生したのでしょう。飯塚さんからは、月夜に柏原池に龍が美しい姫になって現れる「龍神姫の話」と三角山の「茨城童子の話」が紹介されました。参加者の多くがよく知っている場所だけに、懐かしげにまた楽しそうに聞き入っていました。また、改めて地元の魅力に気付かされたようで、今度、行ってみたいという声や登山ルートの質問もありました。

 今回のトークサロンで、改めて古い歴史を持つ石岡地方には多くの民話があるのを知りました。是非、飯塚さんには、これからも民話の研究を進めていただき、石岡が非常に魅力ある地域であることを広く伝えて欲しいと思います。

飯塚信久さん、ありがとうございました。

2024年度 後期の『えんじゅトークサロン』の内容

八郷の朝晩はだいぶ涼しくなって、秋らしい気候になりました。
2024年度 後期の『えんじゅトークサロン』の内容をご案内します。
今回も魅力あふれる講師とテーマを取り揃えて、皆様の参加をお待ちしております。
後期は、開始時間が13時30分からとなります。
参加申込、問い合わせ、その他については、下記をご覧ください。

秋の茶会のご案内

 里山の秋の気配を感じながら、お茶を一服いかがですか?
椅子席ですので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
  とき : 10月5日(土) 10時〜15時
  ところ : ブックカフェ えんじゅ
  席主 :  裏千家准教授 宍戸由美
  会費 : 800円 (小中学生 300円)
  事前予約は、必要ありません。お好きな時にどうぞ。
秋そば

第33回 トークサロンのご案内です

石岡市は歴史豊かなところです。多くの遺跡や伝説が残されています。今月9月の『第33回 えんじゅトークサロン』は、「石岡の昔話とその舞台を訪ねて」をテーマに、元茨城県歴史博物館 学芸課課長の飯塚 信久さんからお話を伺います。
飯塚信久さんは民俗学の専門家です。多くの話題の中から、今回は、今年の干支にまつわる石岡の昔話を取り上げて、一つ目は「柏原池と龍神姫」、二つ目は「龍神山の鬼」について紹介していただきます。併せて、それぞれの舞台となる土地の紹介や風習、出来事についても詳しく話していただきます。
 また、石岡に住んでいる人でもほとんどの人が知らない昔話をスクリーンに映像を映し出して、紙芝居風にして話していただけるそうです。
今回のトークサロンは、子供から大人までが楽しめる回になりそうです。誰もが知っている身近な場所の昔話であるだけに、なおさら興味があります。
多くの方の参加をお待ちしています。
 日時: 2024年 9月28日(第4土曜日) 14:00 〜
 講師: 飯塚 信久
 テーマ:「石岡の昔話とその舞台を訪ねて」
 参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)
◉ 参加を希望される方は、早目に下記のところまでお申込みください。
申込問合先:Tel. 090-4425- 4679(木崎)、080-9295-4893(野村)
メール: bookcafe.enju@gmail.com またはこのHPの連絡ページから