土曜日のカフェを、当分の間 休みます

まことに申し訳ありませんが、スタッフの都合により、土曜日のカフェは、当分の間、休ませていただきます。 金曜日は、従来通り絵画教室とカフェをオープンしますので、引き続きよろしくお願い致します。

第37回トークサロンが開催されました

 昨日、第37回の『えんじゅトークサロン』が開催された。今回の講演者は、『せせらぎ在宅クリニック』の清水 亨先生であった。清水先生には、4年半前の2020年9月の第1回トークサロンでも話していただいた。その際も多くの参加者から好評だったが、今回も皆さんから参加して本当に良かった感激したという声が聞かれた。多くの人にとって、これからの自分自身やご家族のことを考えるきっかけになったようである。
 清水先生の話は、ご自身の経歴や平成28年に開設した『せせらぎ在宅クリニック』の紹介から始まり、現代の日本が抱える高齢化の実情を、豊富なデータをスライド図表で説明された。ここで驚いたのは、茨城県の生涯独身の男性率が全国的に見て高いことである。今後、少子化傾向と相まって、日本の高齢化比率がピークを迎える2050年頃には更に様々な問題が生じると予想される。
 それに対応する選択肢の一つに在宅医療や在宅介護があり、それがどのようなものであるか、受診するするにはどうしたら良いかの説明があった。また、長い間、在宅医療介護に従事されてきた先生から実例の紹介がされた。先生の話を聞いてまた実際の映像を見て、心に温かいものを感じて安心された方も多かったのに違いない。
 最後は、「人生会議」の話である。これは人生の最後を迎えるのにあたって、残された時間をどう過ごしたいか、大切なことは何かなどの希望を家族や周りの人と共有しておくことである。「会議」というと堅苦しく感じたが、一緒にカードゲームをすることによって、本人の希望を無理なく聞き出してお互いが理解すると方法が紹介された。実際に参加者同士でプレイして、今回初めて会った人同士が親しくなったようである。
 清水亨先生、ありがとうございました。今回のトークサロンでは、人生の最後をどのように迎えるか、迎えさせてあげるかという大切な課題を考える貴重な機会いただきました。私も母を見送ったばかりでしたので、先生の一言一言が胸にしみました。

春の茶会のご案内

のどかな春の里山の風景の中、イス席にてお菓子と薄茶を召し上がっていただきます。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
  とき : 4月5日(土) 10時〜15時
  ところ : ブックカフェ えんじゅ
  席主 :  裏千家准教授 宍戸由美
  会費 : 800円 (小中高生 300円)
 事前予約は必要ありません。お好きな時においでください。
   ( お菓子がなくなり次第終了させていただきます。)

「第 37回 えんじゅトークサロン」のご案内

3月のトークサロンは、せせらぎ在宅クリニック院長の清水 亨先生から「ー在宅医療介護の現場からー」をテーマにして話を伺います。清水先生からは4年前の第一回トークサロンに講演していただきました。その際、多くの人から感動した参考になった、との声が聞かれ、この度再度の講演をお願いしたのです。
 高齢者や高齢の家族を抱える方や、いずれ歳を取る誰もが人生の最後をどう迎えるかは人生の大問題です。その時、「 貴方の一番大切にしたいことは何なのか? そして、貴方の希望する最期を家族や周りの人はどのくらい理解しているだろうか?」を少しでも明らかにして共有しておくことは大切です。
 そんな縁起の悪いこと、まだずう〜っと先のことだと思っている方も、この機会に一緒に考えてみませんか? 長い間、在宅医療介護に携わってきた清水先生が現実をふまえてお話しします。
 今回のトークサロンが、皆様の考える契機になれば幸いです。
多くの方の参加を希望します。
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 お申し込み、お問い合わせは下記のところまでお願いします。
 日時: 2025年 3月22日(第4土曜日) 13:30 〜15:30
 講師: 清水 亨
 テーマ:「 在宅医療介護の現場から ー」
 参加費: 1500円/人 (コーヒー、お菓子付き)
◉ 参加を希望される方は、早目に下記のところまでお申込みください。
申込問合先:Tel. 080-9295-4893(野村)、
         090-4425- 4679(木崎)
メール:bookcafe.enju@gmail.com
または、このホームページの連絡ページからでも可能です。
※ 開始が午後1時30分からとなります。