来月から、『えんじゅトークサロン』も23年度 後期日程になります。下記の通り、魅力的なテーマと講師を予定しておりますので、ぜひご参加ください。お待ちしております。
ー 古民家で、本と珈琲とおしゃべりを ー
第25回の『えんじゅトークサロン』は、つくば国際大学の岸本亨教授から「昆虫はお好き?〜昆虫に学び、昆虫を楽しむ〜」と題して、話をいただいた。
まずは、生物としての昆虫の位置づけやその特徴の説明から始まり、人類との関わりなどの文化史的な側面、そして現在話題になっている「昆虫食」の話などである。「昆虫食」では、実際に何種類もの昆虫加工食品が参加者に振る舞われた。
先生によると、人類が昆虫を食料としていたのは先史時代からであり、現在でも、日本を含む多く国で食べられており、食品添加物として日常的に口に入れているとのことである。栄養価も他の肉類よりも優れている。そして環境負荷も少ない。そして将来予想される世界的な食糧難の備え・・・などなど。
岸本先生の話を聞いているうちに、だんだんと昆虫を食べるということが、そう特別なことだとは思えなくなってきたから不思議である(私は好んでまでには至らないが)。質問も多数出て、いつものように会場は大いに盛り上がり、先生が会場に回した昆虫加工食品の皿もほとんど空になっていた。
今月9月23日(第4土曜日)の『えんじゅトークサロン』は、つくば国際大学教授の岸本亨先生による「虫」の話です。岸本先生は、約3年前から、八郷盆地のあちこちを歩いて昆虫を始め様々な自然を調査されています。その成果を毎回美しい写真と共にフェイスブックの”Yasato Nature`s Notebook”で発表しています。
ぜひ、多くの方の参加を希望します。
参加費: 1500円/人 (珈琲、お菓子付き)